お客様の声
お客様の声
Ⅰ.杉山直の「新朗読」はいかがでしたか?
・演劇、音楽、映像などを効果的に活用しての”新朗読”とても面白かったです。聴覚、視覚に訴えられて飽きることのない一時間でした。私は学生時代にストーリーテリングを研究していましたが、これはできるだけ抑揚をつけないのがよいといわれていました。聞く人がお話を想像して楽しむものだからという理由です。話者の読みを押し付けてはいけない、という考えだったのですが、新朗読は少し違うなと思いました。話者の伝えたい思いや、動きから何かを感じ考えていく面白さが新朗読にはあると思います。表現する楽しさも同時に味わえると思いました。
(浜松・40代女性・教師)
・ 私自身、文学作品を読むことはあまり得意ではないのですが、新朗読を聞いたときにとても感動ました。音や映像を同時に使用することで、自分自身が取り込まれてしまうような感覚でした。是非子どもたちに聞かせたいです。
(沼津・30代女性・読み聞かせの会)
・情景を思い浮かべて聞かせていただきました。子どもに想像力を育てるためには大変よい音調の美を実感した。
(静岡・60代男性)
・活字中毒の私としてはちょっと違和感を持つのではないかと思っていましたが、すなおに感動しました。自分の教え子に是非体験させたいです。
(沼津・50代女性・教師)
・迫力、表現に心をうたれました。解釈や価値観が入っているのに心動かされました。朗読は言葉人にエネルギーを与えられると改めて思い知らされました。朗読は声だけでなく「間が美しい」と感じています。
(静岡・50代女性・ストーリーテリング研究会)
・中学の国語で学習したとき「難しいな」という思いがあり共感できないところがたくさんある走れメスでした。ずっとあまり好きではない作品でした。今日の新朗読を見て、もう一度読んでみようと思いました。
(浜松・20代女性・主婦)
・ 走れメロスは授業で学習したのですが何となくでしか覚えていませんでした。今回、新朗読を聞てメロスの心の葛藤がよくわかりました。中学生のときにこの新朗読に会っていたら、「難しい」「意味があまりよくわからない」というイメージではなく、深く読み取ることができたのかなと思いました。
(静岡・30代女性)
・ 物語を目の前であのように演じていただいて、言葉以上の思いが胸いっぱいに感じました。作品に命が宿り、言葉に魂がこもり・・・それを受け止める私たち聴衆の心も重なり一体になり作品に入り込んでいるのを感じました。
(静岡・50代男性・国語教諭)
・感動しました。「感じて動く」と相田みつおさんの言葉がありますが途中から涙が出そうなくらい杉山先生の思いが伝わってきました。是非自分も出来る範囲のことを行いたいと思いました。
(浜松・50代女性・読書アドバイザー)
・ 視覚に訴える朗読で音楽や映像ライティングなど想像力を高める効果もあり興味深く聞かせていただきました。まるで一人芝居を観ているようでとてもすてきでした。小学校の教科書に載っている作品や大人向けの作品も聞いてみたいと思いました。
(静岡・30代女性・教諭)
・長い物語を一人で暗記することがすごいと感じました。しかし、表現して伝えるためには、読むことでなく感じることを伝えるには、大切なのだろうなと思いました。とても引き込まれ、情景が目を開いているのに浮かんできました。(朗読は目をつぶったほうが物語りに入り込みやすいが)ゆったりとした静かな新朗読も観てみたいなと思いました。
(沼津・40代女性)
・大変すばらしかったです。今日この研修会に参加してよかったと感じました。新朗読を聴いていて走れメロスの最後の娘の部分は、この作品を引き締める大きな要素があると初めて気づきました。家に帰ってもう一度読んでみます。
(浜松・50代男性)
・知っている話でも初めてきいたように引き込まれてしまいました。メロスの葛藤が自分のことのように胸に迫ってきました。もう一度読みたくなりました。活字になかなか興味を持てない若い世代や小学生にも今日のような表現方法の新朗読に触れる機会が与えられれば本に興味を持てる子が増えるのではないかと思います。
(沼津・50代男性)
・ 言葉の力をとても感じました。走れメロスは読んだことがあり、たぶん授業でも学習したことがある作品です。今日聞かせていただいて、走れメロスにはこんなメッセージがあるのかと感じました。劇とは違い、杉山先生の走れメロス、太宰に対する思いや、作品解釈が強く伝わってきました。子どもたちにもぜひ聞かせたいと思います。音楽もとても効果的でした。ほかの作品も聞かせていただきたいと思いました。
(静岡・30代女性・読み聞かせネットワーク)
・「小さな物語」が「大きな奥深い物語」になってステージのうえに表れ(現れ)ました。メロスの世界が広がりました。「新」がつく通り新しい表現方法であると思いました。
(沼津・40代女性・図書館ボランティア)
・初めて聴きましたがすごい迫力で圧倒されました。さまざまな読み取りの仕方がありさまざまな表現の仕方がある。ということをこどもたちに伝えたいと思います。
(静岡・30代女性)
・うしろのスクリーンも大変興味深かったです。勿論内容も素晴らしかったです。感動しました。老人ホームでされたら認知症が良くなるのではないかと思いました。
(静岡・60代女性)
・ とても感銘致しました。「走れメロス」という文学の世界にあらためて浸ることができたばかりでなく、作者のメッセージや作品から伝わってくるメッセージについて深く考えさせられました。文学の素晴らしさをあらためて感じこの夏休みにまた本を手にとってみたいと思いました。
(浜松・20代女性)
・「走れメロス」は中学二年の国語の教科書に載っています。話の筋を教科書の音読を聞くだけでも一時間はかかるので苦手な生徒は理解をするだけでも大変です。新朗読のような形で生徒に触れさせる機会があれば生徒の心にも深く残ると思いました。
(沼津・40代女性・国語教諭)
Ⅱ. 音読教育に必要なことはなんだとお考えですか?お感じになりましたか?
・ 声に出して読むことで気づくことも多いので声に出して読む機会を増やせるとよいと思います。読めば読むほど文章が理解できる。暗誦や動作化も必要であると感じた。
(沼津・50代男性)
・幼児期の読み聞かせ。我が家は怖い話は父親面白い楽しい話は母親とわけていました。声の質で変えていたと考えると”音調”が大事だと思いました。
(静岡・40代女性・おはなしの会)
・授業前に生徒たちに古典の小説(芥川、漱石他)暗誦をさせていますが回を重ねるたびに生徒も喜んでするようにありました。継続は力ですね。
(浜松・50代女性・教師)
・人それぞれ話し方に癖があったりすると思います。自分の気づかない語尾が気になる読み方などを考えるとなかなか杉山先生のようにいかないと思いますが、覚えるまで、音読できるまで読む大切さを改めて考える時間をもらったように思います。
(静岡・30代女性)
・今回のステージのように「本物」のよさに触れ、子どもが、「音読」のよさ、力、素晴らしさをまず知ることだと思いました。「こつこつ地道に」の素晴らしさを日々の子どもに伝えたいとお話を伺って思いました。
(静岡・50代女性・図書館)
・読み手聞き手が物語の世界を創造できるようにすることだと思う。登場人物に合わせた声色や声の速さも大切だと思います。
(沼津・20代女性)
・よい作品、文学作品と呼ばれる作品は伝えていかなければならないと思いました。現代、私が暗誦している作品はいくつあるだろうか。昔話、怪談など昔は語り話ができた人が今よりも多かっただろうと思います。これから大切にしていかなければならない分野だろうと思います。
(浜松・60代男性)
・周りの大人が生活の中で声に出すことの楽しさを生かす場面を常に示すこと。
(静岡・60代女性)
・ 毎日音読の宿題が出ているので小学生の子どもたちは物語教材が終わる頃には覚えてしまう子もいます。音読の得意な子に多いような気がします。暗記して読める子はそのうち自分なりに表現します。低学年の子に多いのですが音読を心から楽しんでいるように思いました。読まされているのではなく、子どもたちが読みたいと思い楽しめるような音読を目指したいです。
(静岡・40代女性・小学校教諭)
・最近(私が中学になったころからですのでここ15年くらいだと思います。)テレビ番組ではテロップが出るのが当たり前 になっています。視聴者が話を全部聞き取って、自分の頭で理解し、要点をまとめなくても、テロップさえ見ていれば 要点や面白い部分が分かってしまいます。先日、自分自身見ていたテレビ番組はあまりテロップが使われていない番組で、内容をつかむのに苦労している自分がいました。いつの間にかテロップにだいぶ頼っている自分に気がつきました。そして、それをものすごくさびしく思いました。最近のコミュニケーションのツールは文字によるツールが増えてきています。中学生は特にメールでのやりとりなど、機械的な意思疎通があたりまえです。そんな世の中だからこそ、表情、声を使った生の生きたコミュニケーションを大切にしたいものです。先生のお話を聞きながらそんなことを感じました。
(浜松・20代女性・教師)
・子どもたちも一生懸命声を出そうとしているのですが、(音読集会)全校の前になると大きな声の指導が主でした。 これからは一人一人に届けられる声でという一言を付け足していきたいと思いました。
(沼津・40代女性)
・ 読み手の音読は作者の意図に近づいていくこと。
(浜松・40代男性・図書館)
・ 明瞭な発音、確かな音声。そこからスタートしなければいけないと感じます。
(静岡・40代女性)
・ 目の前の作品を好きになる。興味を持つこと。声に出したときの楽しさを味わえるよう読み方の提示がいろいろできたらいいなと思います。
(静岡・30代女性・図書館ボランティア)
・ 中学生になると声に出して読むという経験がどうしても減ってしまいます。機会を作るということが大切だと思いました。
(静岡・40代女性・おはなしの会)
・ 文の構成、登場人物の気持ち、文章の仕掛け(布石)を分かった上で読む。また、読みながら深まっていくこと。 周りに気にすることなく(恥ずかしい)とにかく表現できる環境をつくること。
(静岡・50代男性・中学校勤務)
・ 何回も読むことだと思います。小学校では「本読み」という宿題がほぼ毎日あります。自己申告的な宿題ですが。何十年も不信を抱きながら宿題を出してきましたが今日やっとその素晴らしさに確信が持てました。
(浜松・50代女性・小学校教諭)